意外と高い!? 中古マンションの諸費用を節約するポイント

意外と高い!? 中古マンションの諸費用を節約するポイント
マンション購入

中古マンション物件の魅力の一つに物件価格の安さが挙げられますが、忘れてはならないのが諸費用です。
一つひとつはそれほど高額ではありませんが、総額になると意外と高く、家計に響きます。
そこで諸費用を節約するポイントを紹介します。

中古マンションの平均的な諸費用

中古マンションの諸費用は物件価格の6〜9%と言われています。
新築物件の場合は3〜5%とされているため、中古物件の諸費用の方が価格に占める割合が高いことが分かります。

例えば、2,000万円の中古マンションを買った場合、6%だと120万円、9%だと180万円となり60万円の差が出てきます。

諸費用は大きく分けて「不動産取得費用」と「ローン関連費用」

■不動産取得費用
不動産仲介業者を介した際にかかる仲介手数料、登記する際にかかる登録免許税などがあります。
その時の不動産取得費用は、売買価格×3.15%+63,000円が上限とされています。
そのため、仲介手数料については不動産仲介業者によって差が出ますし、なかには無料にしている業者もあります。

■ローン関連費用
ローン関連費用には、ローン保証料、ローン事務手数料、団体信用生命保険、火災保険料、抵当権設定費用などがあります。

また、中古マンションを取得した後に、不動産取得税、固定資産税などもかかりますが、これらの税金は値切ることができないため節約の余地はありません。
節約の余地があると言えるのは以下のローン関連費用です。

ローン保証料

住宅ローンを組む際、連帯保証人をつける代わりに金融機関が指定する保証会社と契約を結びます。
これがローン保証料です。
住宅金融支援機構のフラット35や、金融機関で取り扱っている一部の住宅ローンでは無料になっているところもあります。

また、住宅ローンで借りる金額を低くすると、保証料も安くなります。
さらに毎月払うよりも一括で前払いした方がトータルで安くなります。

火災保険料

火災保険はどのような補償をつけるかによってランクが分かれます。
当然、高いランクを選び補償を厚くすると保険料も高くなります。
不要なものは削って節約しましょう。

建物に対して火災保険をつけることが住宅ローンの条件となっていますが、必ずしも住宅ローンを組む銀行でなければならないわけではありません。
そこで何社かの保険会社に見積もりを取り、自分に合った保険を選択することも節約に繋がります。

複数のローンは組まない

複数のローンは組まない

複数のローンを組むとローンの手数料が複数かかります。
一つのローンにまとめて組むことで、事務手数料を低く抑えることができます。

価格が魅力的な中古マンションですが、意外と諸費用がかかります。
物件価格だけを見て購入すると資金が足りなくて焦ることもあるかもしれません。
どのくらい・どのような諸経費が必要なのかを知ることで、資金の不安は解消されるでしょう。

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