最適な物件選びを!中古マンション選び方の注意点
中古マンションは価格的には魅力的な物件が多いのですが、一つ間違えると大きなリスクを抱えてしまったり、後々新築以上の費用が発生してしまったりする事もあります。
そんな中古マンションを選ぶ上で特に注意しておきたいことをいくつかご紹介したいと思います。
基礎の状態
内装や表面的な汚れであれば、担当の不動産業者などに気になる点を伝えておくことで、入居前のクリーニングでキレイな状態にしてもらうことはできるでしょう。
しかし、基礎の部分は簡単に修復できるものではなく、場合によっては倒壊などの原因にも繋がりますので、中古マンションを選ぶ際、基礎については特に重視して確認しましょう。
マンションの基礎箇所は、「雨漏りはないか」「柱に腐食や亀裂はないか」「床下が腐食していないか」「シロアリなどに食いつぶされていたりしないか」「耐震設計に問題はないか」 といった部分を重点的にチェックすると良いでしょう。
基礎については素人ではなかなか判別できない部分もありますので、しっかりと把握したい方は専門の業者に調査を依頼するという方法もあります。
また物件を所有している不動産業者に尋ねたり、インターネットで調べたりして調査済みのマンションを確認するのも一つの手です。
立地の確認
立地が悪いと日々生活するのにも不便な思いをしますし、将来売却する際にも費用的に大きなリスクとなるので、立地状況は中古マンションの選び方として重視したいところです。
例えば、周辺の交通機関・商業施設・治安・土地の特性(坂に面していないか、湿地帯でないかなど)などを重点的に確認してください。
また、10年後20年後将来的に周りの環境がどう変わっていくかも確認しておくことも必要です。
マンション構造の確認
中古マンションを購入し、リノベーション(大規模な修復工事、リフォーム)して入居にしようと考えている方の場合、マンションの構造が重要ポイントとなります。
マンション構造には、「ラーメン構造」と「壁式構造」の大きく2タイプがあるのをご存知でしょうか?
ラーメン構造は柱と梁で建物を支えている構造ですので、壁を組み替えたりする大掛かりな間取り変更のリノベーションが可能となります。
一方で壁式構造は文字通り壁で建物を支えている構造ですので、壁を組み替えることができず、リノベーションが全く出来ないこともあるので注意が必要です
事故物件の確認
最後に中古マンションの選び方として、忘れてはいけないのが「事故物件」です。
事故物件は以前にそこで自殺などの事件が起きた、暴力団関係者が使用していたなど、マイナスとなりうる事情がある物件です。
特に気にならないという方もいるかもしれませんが、事故物件は後々売却する際に価格が大幅に下がることもありますので、中古マンション購入時には誰もが確認をしておきたい項目です。
事故物件であるかは、現在はインターネット上のサイトから把握する事ができますが、正確に判断したい場合は、専門の業者に依頼すると良いでしょう。
いかがでしたか。
中古マンションは良くも悪くもそれぞれの物件ごとに個性がありますので、新築マンションより選ぶのが難しいともいえます。
自分に合った物件を見つけるためにはさまざまな観点で慎重に選んでいきたいところです。
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