売却しやすい中古マンションを考えよう
売却しやすいマンションというのはそれだけで価値のある資産であるということですので、中古マンションを購入する際には「売却のしやすさ」という点に着目して物件選びをすることが重要です。
ここでは、マンションを購入するなら知っておきたい、売却しやすい中古マンションの特徴、また選ぶ際に押さえておきたいポイントについてご紹介します。
万人受けする間取り
最近ではデザイナーズマンションや「○○スタイル」という特徴的な雰囲気を持ったマンションが注目されています。しかし、これらのようなマンションは、人気にばらつきがあるもので、誰もがいいと思うようなものではありません。
売却しやすいマンションの大きな特徴は、シンプルな間取りになっているという点です。一見すると面白みのない間取りのように思えるかもしれません。しかし、シンプルで大きな特徴がないからこそ、誰でもある程度は満足できるものになります。
売却のしやすさで考えているなら、人気が偏っているような独特な間取りのマンションよりも、シンプルなもののほうが優れていると言えるのです。
急行が停まる駅が最寄り
都内であれば、新宿や渋谷、東京、銀座などの都心、副都心の主要駅に近いほうがマンションとしての価値があり、また売却しやすいと考える方が多いと思います。しかし、公共交通機関の場合、主要駅までの距離や電車に乗っている時間よりも「アクセスの便利さ」に価値が置かれる傾向です。
例えば、東急東横線の田園調布駅は東京都内に立地しており、当然都内の主要駅に近いのですが、その数駅隣の、川崎市にある武蔵小杉駅のほうが、賃貸の家賃平均が高くなっています。これは武蔵小杉駅に特急電車が停まることに起因しているとも言われています。
売却しやすい価値のあるマンションを選ぶ際には、主要駅から何駅かという点ではなく、駅に停車する電車の種別について注目してみる必要があると言えるでしょう。
誰が購入するのかを想定して選ぶのがポイント
売却を考えるのであれば、誰が購入するのかを想定する必要があります。例えば学生街で、一人暮らしの学生が多い街にマンションを購入するのであれば、3LDKのようなマンションを購入しても買い手借り手は見つかりにくいでしょう。
ファミリー向けのマンションを購入するのであれば、できるだけファミリー層が多い地域を選んで購入するのがポイントです。ファミリーが多く住む街であれば、売却をしようと考えたときにも買い手が見つかりやすく、スムーズに売却することができるはずですよ。
まとめ
中古マンションであろうと新築マンションであろうと、マンションを購入する際は売却のしやすさという点に注目しておく必要があります。「売却する予定はない」と考えている方もいるかもしれませんが、人生どこで気持ちが変わるか分かりません。いざというときに「買い手が見つからない!」とならないよう、どのような方でも売却を視野に入れておくことが重要なのです。
マンションを購入しようと検討中の方は、ここで紹介した特徴やポイントを覚えておいて、後悔しない物件を選ぶようにしてくださいね。
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