壁紙を張り替えよう! 部屋の壁紙を上手にDIYする方法
経年劣化で部屋の壁紙に汚れが目立ってきて貼り替えたいと思ったとき、まず頭に浮かぶのが業者への依頼でしょう。
当然、手早くきれいに仕上げてくれますが、壁紙代にプラスして施工費も必要になってしまいます。
その出費がちょっと痛い…というときは、自分で壁紙リフォームに挑戦してみてはいいかがでしょうか。
ちょっとしたコツさえ押さえれば、壁紙の張り替えは素人でも可能ですよ。
今回は壁紙リフォームの方法についてご紹介します。
張り替えに必要な道具を揃えよう
必要な道具は以下の通りです。
・撫でバケ…壁紙の張り替えに必要な道具は空気を抜いて壁紙を貼りつける
・竹べら…壁紙に折り目を付ける
・カッターとその替え刃…壁紙をカットする
・地べら…カットのガイドになる
・ジョイントローラー…つなぎ目の圧着に使う
・スポンジ…汚れをふき取る
最近は壁紙DIYをする人も増えてきているので、壁紙張り替えに必要な道具をセットにしたものも売られています。
このほか、養生テープ(塗装などの際の保護用の粘着テープ)や脚立、コーキング剤(目地や隙間を埋めて密封するもの、防水機能がある)なども必要に応じて用意しましょう。
壁紙の選び方
自分で壁紙を張り替える場合、「生糊つきタイプ」「糊なしタイプ」「輸入壁紙」の3タイプから選ぶと良いでしょう。
生糊つきタイプは壁紙の裏にあらかじめ糊がつけてあり、フィルムをはがせばそのまま貼りつけることができる壁紙です。
面倒な糊つけ作業がないのでDIYにおすすめのタイプです。
糊なしタイプは自分で糊をつける手間が必要で、破れやすいので慎重に作業しなければならず、一人での作業が難しいという点があります。
一方で糊付きタイプに比べ価格が安いのがメリットです。
また貼ってもはがせる糊やホッチキスなどを使い、既存の壁紙の上から張れば賃貸でも使えるというメリットもあります。
輸入壁紙は裏に糊がついていない上に素材がまちまちなので、何を使って貼り付けるかは素材次第。
デザインが豊富でサイズもお手ごろです。
壁紙の貼り方と注意点
古い壁紙をはがして新たに壁紙を貼る手順をご紹介します。
まず家具類などを移動させ、張り替える壁の前に作業スペースを確保します。
コンセントカバーを外し、養生テープを貼って汚れが付かないようにしてから作業スタート。
古い壁紙の床側、天井側、広い面は壁紙の切れ目に沿って、カッターを入れます。
カッターの刃で壁紙の端っこを持ち上げてからはがすと良いです。
はがす際は下地まではがしてしまわないように注意しましょう。
この慎重な手作業が仕上げをキレイにするポイントなんですよ。
壁がデコボコになってしまったら、平らにする作業が必要になりますからね。
古い壁紙をはがしたら床から天井までの高さを測り、切り代として高さに10cmプラスして壁紙をカットします。
壁紙には向きがあるので、貼る際には向きがそろうようにしましょう。
壁の右側から貼る場合、上に5cm、右に5cmの切り代をとって壁に撫でバケを使い貼りつけたあと、端は竹べらで折り目を付けてカッターでカットします。
端がはがれてこないようにジョイントローラーで圧着したら、1枚目の左端に3cm重ねるようにして2枚目を同じように貼っていきます。
重なった部分は上から1.5cmのところをカッターで切り、まず上の1.5cmを取り除いてから下の1.5cmを取り除いてジョイントさせます。
最後に巾木や角など浮きやすい場所をコーキングし、コンセントを戻したら完成です。
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