「自己肯定感」高める風水〜自信がないときは収納を見直す
(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
「自分に自信がもてない」というご相談を時折いただきます。お話をしてみると大変素敵な人なのです。でも、その人を取り巻く環境によって、自分に自信がもてなくなってしまうといった影響を及ぼしてしまうことがあります。環境というのは時間と空間。不思議なことですが「自己肯定感」の高さ・低さは、お部屋の空間にも現れていきます。その場所はクローゼットや収納まわり。
コンテンポラリー風水では、家の中にみられた課題を、好ましい方向に整えていくことで、その人の人生の流れによりよい影響を与えていきます。自分が所属する社会環境を変えることはできなくても、自宅の環境から変化を起こすことはできます!「自己肯定感」は、生きる力のベースになっていきますから、成長期のお子さんはもちろん、成熟した大人であっても自分を肯定し、自分を尊重し、自分を愛する力を下げることのないよう、収納周りを一緒に見つめていただきたいと思います。
自己肯定感を下げているかもしれない「収納あるある」
最初に、収納まわりの残念な「あるある」についてお話していきます。これは本当によくあること。自己肯定感にもプラスにならないだけでなく運気も下げる空間になっているかもしれないので、深刻に受け止めることなく、思い当たったところからどんどん変えてみてください。
- 収納が多い部屋に引っ越したのにタンスがそのままある
- とりあえず…プラスチック製の収納ラックを買ってしまう
- ハンガーラック、コートハンガーが室内の障害物になっている
- S字フックにぶら下げられたものがたくさんある
1.収納が多い部屋に引っ越したのにタンスがそのままある
本来クローゼットは洋服タンスの代わりになっている機能ですが、引越しの際にそれまで使っているタンスもそのまま配置しようとすると、収納が重複してしまいます。実際にクローゼットが備え付けの部屋に大きな洋服タンスはとても配置しにくいのです。これは二つの意味でよくありません。一つは洋服タンスが空間の障害物になること、二つ目はモノが増えること。どちらも好ましくありません。
2.とりあえず…プラスチック製の収納ラックを買ってしまう
衣類や小物を入れる収納家具を買おうかどうか迷っているうちに、「とりあえず…」と種類が豊富なプラスチック製の収納ラックを購入していませんか。気がつくと部屋の中にいくつもプラスチック収納を増やす結果に。プラスチックという素材は自然界にはない素材。簡易な印象を与えてしまうため、できるだけ目にする空間には配置しないほうが得策です。収納家具の選び方にも自分をどれだけ尊重しているかが現れています。
3.ハンガーラック、コートハンガーが室内の障害物になっている
洋服はクローゼットにしまうことが基本です。コートハンガーは本来お客様のコートをかけるアイテムですが、上着が何枚も重なり、リュックやバッグも複数ぶら下げていく状態になりがちです。それが空間の障害物になっている場合、家族関係や健康にも影響を及ぼすことがあります。花粉対策やお客様の多いお宅などを除き、本当に必要なものかどうか見直す機会にしてみて。
4.S字フックにぶら下げられたものがたくさんある
100円ショップでもお馴染みのS字フックは大変便利ですが、部屋の中で多用するのは危険です。レジ袋をフックに下げてゴミ箱代わりにしているのは不浄なエネルギーを無防備に放っている様。特によくありません。また、ぶら下げることで、知らずしらず「落ちるエネルギー」を生み出していきます。運気を上げていきたいのに下がる演出をしている…!というのはナンセンスですよね。くせになる前に今すぐはずしてみましょう。
「自己肯定感」を高めるために実践していただきたい3つのこと
ここからは「私は大丈夫!」といつでも感じられる空間をつくっていくためのポイントをお伝えしていきます。とてもシンプルです。
- ハンガーを揃える&たたみ方を統一し「整った〜!」を味わう
- クローゼット内の整理整頓にプラスチック収納を活用
- 「一つ購入したら一つ手放す」収納量を超えないことを決意する
1.ハンガーを揃える&たたみ方を統一し「整った〜!」を味わう
バラバラのハンガーにかかった洋服は、「自信のない自分」と共鳴してしまいます。古くなったハンガーは手放し、お揃いのハンガーに新調してみましょう。色や素材は同じものにして統一感を出します。ハンガーの向き、洋服の向きも統一しましょう。Tシャツやセーターなど引き出しにいれている衣類も、たたみかたを揃えて美しく収納します。ショップやホテルの整頓を真似してみるとよいと思います。「整った〜!」というフィーリングをしっかり味わっておくことと深い意識に作用しやすくなります。
2.クローゼット内の整理整頓にプラスチック収納を活用
プラスチック製の収納はおすすめしないと言いましたが、整理整頓をするための機能にすぐれていますので、クローゼット内の収納として活用しましょう。どこに何が入っているのか見えやすいので、引き出しやキッチン内のカトラリーや食材などをしっかり整理整頓するために使うと、エネルギーの浪費も防ぐことができます。自己演出がしっかりできている感覚に近づけますよ。
3.「一つ購入したら一つ手放す」収納量を超えないことを決意する
所有するモノの量を適切に判断し管理できている状態は、自分に必要なものがわかっている状態。反対にクローゼットの中がぎゅうぎゅうなのは「今は自分自身を見たくない状態」と観察できます。自己肯定感を下げている「収納量の多さ」は改善ポイント。改善できれば身軽に自由に動ける状態がやってきます。そのあとは「一つ購入したら一つ手放す」こと。人生の美しい大河を自分のペースで豊かに渡っていくために覚えておくとよい風水行動の一つです。
いかがでしたか。
自信がなくなってきたら収納に課題があるかもしれません。なかったとしてもお伝えしたことを実践してみると「整った感覚」がすぐやってきて、意識と事象の変化も多く体感していただけるのではないかと思います。
(風水コンサルタント フジワラユカ)
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