マンションの部屋を間仕切りする3つの方法
家族構成やライフスタイルの変化などによって、住まいの間取りや部屋の使い方を見直したくなることが出てくるものです。
「子どもの成長に合わせて2人で使っていた子ども部屋を2部屋に間仕切りする」「リビングの一部を区切って別の用途で使用する」などといった場合、間仕切りするのにどのような方法があるのでしょうか。
主なものをご紹介します。
(1)アコーディオンカーテンで間仕切り
アコーディオンカーテンは、楽器のアコーディオンのように伸縮して開閉できる建具で、アコーディオンドアとも言います。
比較的手軽にできる間仕切り方法の一つでしょう。
簡単に開閉できるため、閉じた状態では間仕切りした2部屋、開いた状態では広い1部屋として使えるのがメリットです。
将来、子ども達の独立などにより間仕切りの必要がなくなった場合にも、特に撤去する必要がありません。
デメリットとしては間仕切り壁などと比べ遮音性が低いため、隣の部屋の物音などが伝わりやすいことが挙げられます。
(2)スライドドアを設置して間仕切り
引き戸や折れ戸など、スライド式のドアを設置して間仕切りするのも人気の方法です。
最近では間仕切り用のスライドドアにもさまざまなデザインのものがあり、部屋の雰囲気や使い方に合わせて選ぶことができます。
簡易的な間仕切りの印象が強いアコーディオンカーテンと比べ、見た目にきちんとした印象を与えやすく、すき間などもできにくいため遮音性や断熱性も高いのがメリット。
また、部分的または全面的にガラスを使用したスライドドアなら、採光性も高くなります。
ただし、ドアの価格や設置工事費などはアコーディオンカーテンに比べ高価になるのが一般的です。
(3)間仕切り壁を設置して間仕切り
アコーディオンカーテンやスライドドアによる間仕切りは設置後も開閉できるのが魅力ですが、子どもの成長に合わせて完全に独立した2つの部屋として使用する目的などの場合には不向きだと言えます。
このような場合、リフォームで間仕切り壁を新たに設置して部屋を2つに分けるという方法もあります。
壁で間仕切りすることで、プライバシーを保つことのできる独立した2部屋として使用できるのがメリットです。
ただし、間仕切りする部屋の広さなどによっては、圧迫感を感じるケースもあるでしょう。
将来的にまた間仕切りをなくして一つの部屋として使用する場合には撤去に手間や費用がかかる点にも注意が必要です。
まとめ
マンションの部屋を間仕切りする主な方法として「アコーディオンカーテン」「スライドドア」「間仕切り壁」をご紹介しました。
これらの方法は比較的しっかりと間仕切りする方法ですが、ほかにも家具や独立式のパネル、カーテンなどを使って簡易的に間仕切りする方法もあります。
間仕切りする部屋の広さや使用目的、将来的に間仕切りを撤去する予定があるのかどうかなどを考えたうえで、どのような方法で間仕切りするのが最適かを判断なさることをおすすめします。
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