マンションは学校から近い方がいい? 子どもの防犯を考える
子どもを持つファミリーがマンションを購入する際、気になることの一つに「学校からの距離」があると思います。
最近は共働き家庭やシングルでの子育て家庭が増え、子どものトラブルに即対応できない親御さんも増えてきています。
そのようななか通学路で起こる事故や事件の危険性を心配する親御さんも増えていることでしょう。
今回はマンションと学校との距離について、考えていきましょう。
子どもが事故や事件に遭いやすいのは通学時
ニュースでは、子どもが巻き込まれる事件や事故が日々報道されています。
これらの事件や事故の大半は、下校時間に通学路で起こるとされています。
同時刻に大勢の子どもが通る通学路、車通りの多い通学路は子ども達にとって危険がいっぱいです。
学校まで時間がかからないほうが安全
小学生低学年の子どもが重いランドセルを背負って歩く時間は、大人の2倍ほどとされています。
行きは始業時間が決まっているため、頑張って早歩きしますが、帰り道は次の予定がない場合、歩きが遅くなったり寄り道したりして、行きの3倍以上時間がかかってしまう子どももいるようです。
また学校を出る時には友達と一緒でも、学校から一番遠い家の子どもは最後に1人になってしまい、子ども達を狙う不審者にとって格好のタイミングになってしまうのです。
このことからも、学校から自宅までかかる時間が少ないほうが防犯対策になると言えます。
ただし、学校までの距離が近い場合でも、見通しが悪く人気がない道は通らないなど家族で話し合っておきましょう。
防犯面以外にも、自宅と学校が近いとメリットは多い
自宅と学校が近いと、防犯面以外にもメリットは多いです。
忘れ物をした時にもマンションと学校の距離が近ければすぐに戻ることもできます。
共働きの家庭の場合、学校が終わって自宅に帰っても誰もいないという子どもも多いでしょう。
そんな時に利用するのは学童や塾になります。これらは多くの場合、小学校の近くにあり、親が迎えに行く時にも近くであれば負担が少なくなります。
また地震など自然災害が多い日本では、身を守るために避難所などに避難する可能性が絶対にないとは言い切れません。
このような事態のために、鉄筋コンクリートでできている小学校は避難場所に指定されていることも多く、マンションと学校が近いことは災害時の安心にもつながるのです。
さらに学校などの施設の周辺は地域により異なりますが、建物の用途制限がかけられていることが多いため、住環境が良いというメリットもあります。
まとめ
自宅と学校が近いことで、事件や事故が起こりづらいという防犯面、親も子どもも移動負担が軽くなるという利便性、災害時の対策面など、メリットを得やすいと言えます。
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