ミニマムな暮らし“ミニマリズム”を取り入れてみる
「ミニマムな暮らし」を推奨する「ミニマリズム」が最近注目されています。暮らしをミニマムにし合理的にすることで生活の質がより向上し、それまで得ることのできなかった幸せを手に入れられることがあるのです。
ここでは、最近話題のミニマリズムの概要や、ミニマリズムを暮らしに取り入れるためのアイデアをいくつかご紹介します。
ミニマリズムとは
まずはミニマリズムとはどのようなものか、その概要をご紹介します。
ミニマリズムとは、最小限主義という意味の言葉で、装飾や説明などを必要最低限にまでそぎ落とし、極力シンプルな形にするという考え方のことです。もともとは美術や音楽などの芸術の世界で使われていたもので、装飾的な趣向を凝らすポストモダン主義の対義語にあたります。1960年代頃に生まれ、ファッションや生活(生き方)などにも取り入れられるようになりました。
ミニマムな暮らしがもたらす効果
暮らしをミニマムにするというのは、たくさんのモノであふれている現代社会では難しいことかもしれません。しかし、そのような社会だからこそ、家の中に必要最低限以上のモノを置かない生活が生活の質を高めてくれることがあるのです。
家電や家具、調度品のような物体に限ったことではなく、現代社会ではさまざまな情報までもがあふれかえり、それを追いかけるだけで疲れてしまいます。この間まで新しかったものがあっという間に過去のものになり、常に新しいモノ、新しいモノです。
これではいつまで経っても満足なんてできませんし、物欲が大きくなり苦しくなるだけではないでしょうか。
ミニマリズムはそのような物欲に支配された時代からの解放です。必要最低限のモノだけで暮らすことで、心も体も身軽になり、それまでつきまとって離れなかった物欲によるストレスがなくなってくれるのです。
ミニマムな暮らしにするアイデア
ミニマリズムを取り入れた暮らしのアイデアをいくつかご紹介します。
・衣服を制服化する
スティーヴ・ジョブスが毎日同じ衣服を着ていたことは有名ですが、それもミニマリズム的な暮らしのアイデアです。毎日同じ服を着ることで、朝、何を着ようか迷う必要がなくなり、ストレスがぐっと緩和します。
・何もない部屋を作る
自宅に一部屋、何も置かない部屋を設置するというアイデアがあります。何もない部屋があることで、自然と物欲が抑えられます。また、広々とした空間を見ていることで心が軽くなるという効果もあります。
・使っていないものを手放す
テレビはほとんど見ていないというようであればテレビを手放すというように、使っていないものはすべて処分します。部屋の中が自然と片付き、上で紹介した「広々とした空間」を手に入れることができます。
まとめ
ミニマリズムは人それぞれが持つ主義のようなもので、誰でもその考え方のもと幸せを手にいられるものではないかもしれません。たしかに必要最低限のモノだけで暮らすというのは難しいものです。物欲というのはどうしたって生まれてしまいます。
いきなりすべてを手放すことはできませんし、しないほうがいいでしょう。ダイエットと同じで、過度な禁欲はリバウンドにつながってしまいます。まずは明らかに不要なものから順番に断捨離するなど、小さなことから始めていき、徐々にモノを減らしていくというようにすることで、ミニマムな暮らしが自分の考え方に浸透していきます。ミニマムな暮らしに興味がある方はその手順で暮らしを変えていくようにしてくださいね。
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