総戸数や規模でマンションの住み心地はどう変わる?
マンションの購入を検討しているときには、物件の値段や間取り、広さなどに注目すると思います。
また、マンションの立地条件や築年数なども意識すると思いますが、マンションの総戸数というのも、マンション選びの際に忘れてはいけないポイントです。
小規模マンション、大規模マンションで、住み心地やメリット、デメリットが異なるからです。
ここでは、マンションの総戸数の違いごとのメリット、デメリットをご紹介します。
大規模マンションのメリット・デメリット
大規模マンションは総戸数が多い、大きなマンションのことを言います。
大規模マンションにはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
【大規模マンションのメリット】
・共用施設が充実している
大規模マンションはその規模の大きさを活かし、さまざまな施設を設けていることが多いです。
キッズスペース、フィットネスジム、プールなどが設置されているマンションも多いです。
・広々とした土地に建っていることが多い
大規模マンションは広い土地に建てられ、建物以外の敷地が広くなっていることが多いです。
また、建物から隣の土地の建物までの距離ができるため、隣に高いビルが建って日当たりが遮られるというケースが少なくなります。
・さまざまな間取りの部屋がある
総戸数が多いことで、さまざまな間取りの部屋がある傾向があり、物件購入の際の選択肢が広がります。
【大規模マンションのデメリット】
・駐車場が遠い
土地が広く、建物自体も大きいため、駐車場が遠いというデメリットがあります。
・エレベーターを待つ時間が長くなりがち
居住している人数が多くなるため、出勤時間などに、エレベーターが来るのを待たなくてはいけなくなることがあります。
・管理費が高くなる
共用施設が充実している分、それらを管理するための費用である管理費が高くなりがちです。
小規模マンションのメリット・デメリット
総戸数が少なく、建物自体も大きくない小規模マンション。
どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
【小規模マンションのメリット】
・住人同士が顔見知りになりやすい
居住者の数が少ないので、住人同士が顔を覚えやすく、コミュニティを築きやすいというメリットがあります。
・好立地の物件が多い
土地が狭くても建てられる小規模マンションであれば、駅から近いなど、利便性の高い場所に建っていることが多く、生活がしやすくなります。
・エレベーターの待ち時間が短い
住人の数が少なく、また階数も多くないため、エレベーターを待つ時間が短くなりやすいです。
【小規模マンションのデメリット】
・周辺環境の変化の影響を受けやすい
隣に高いビルが建つことで日当たりが悪くなるなど、周辺環境の変化の影響を受けやすくなります。
・管理人がいない場合が多い
小規模マンションには、マンションの管理人が常駐していない場合が多く、何かがあったときの対応が遅れがちです。
・管理組合の理事になる順番がすぐ回ってくる
総戸数が少ない分、理事の順番がすぐ回ってくる場合は、共働き世帯など、時間に余裕がない方には大きな負担になってしまうこともデメリットです。
まとめ
マンションの規模によって、住み心地が大きく変わるものです。
間取りや築年数などに注目するのはもちろん大切なことですが、総戸数によっても生活のしやすさなどが大きく変わるということを覚えておきましょう。
マンションの購入は大きな買い物です。
買った後で「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまわないように、自分のライフスタイルがどのようなものか検討した上で選ぶようにしてください。
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