風水間取り鑑定レポート：【若葉台団地1−10号棟1208号室】

いつも風水コラムをご覧いただき、ありがとうございます。フジワラユカです。

住む場所というのは、お部屋の中だけでなく、近隣の空間や近くに住む人の氣というのも暮らしの質、人生の質に影響を与えます。近隣から得られる良いパワーは多ければ多いほどいいですね。

住まいを選ぶ時、築年数は一番気になる情報の一つかもしれませんね。最新の技術を取り入れて丁寧にフルリノベーションされた物件は検討の価値があります。

風水において、新しい家がよくて、古い家がよくないということはまったく有りません。欧米では100年ものの家具付きビンテージマンションは予約の列ができることも。

3LDKで2000万円を切る金額というのは大きな魅力です。住宅ローンを節約しながコストパフォーマンスの高い暮らしにシフトするのは賢い選択かもしれません。

それでは、物件の詳細を見ていきましょう。居室が３室にも２室にもなる、子育て期とシニアライフの両方に対応できる間取りになっていますね。

風水でいう「バグアマップ」が示す８つの人生のテーマ、どれについても良い氣を受け取ることができる間取りです。

バグアマップは、東洋風水でいう「八卦盤」にあたるもので、①道（キャリア）②自己成長③家族・健康④財・福⑤名誉（仕事）⑥愛・パートナーシップ⑦創造・子ども⑧旅・援助という８つの人生の側面を表しています。

【若葉台団地のバグアマップ】

３LDKですので、３つの個室がありますが、LDKに隣接する居室はリビングと一体にして広いリビングとして活用できるためフレキシブルです。お子さんが一緒に暮らしている時は、玄関入って右手の２つの個室はお子さんに。LDK横の個室は親のメインベッドルームにするのがよいでしょう。個室が欲しいと思っているご家族にとってはフルリノベーションされたお部屋は新築そのものの嬉しさがあると思います。

そして、いずれお子さんが成長して巣立ってからは、広めの２LDKのようにして、共用スペースを贅沢にとり、個室の一つはご夫婦の寝室、もう一つは仕事部屋や趣味のお部屋などにできそうですね。ライフステージに対応しやすい家は変化をつくりやすく、風水を整えていく上でも大変利点です。ペットとの暮らしも可能だということですので、将来の暮らしがより楽しみになりそうです。

広いLDKとバルコニーを見渡すように配置された対面型のキッチン。このキッチンの配置は、安定して快適で集中できる「力の座」の配置になっています。お料理を楽しみたい人にはとくにおすすめです。

インテリアもよくできていて、五行（＝木・火・土・金・水）のバランスを取り入れた色合いが空間に施されているので、自然界の循環がキッチンに生まれ、より日常の食生活にもエネルギーを与えてくれそうです。

天井から下がるペンダントライトも、イタリアンレストランのような佇まいだと感じるかもしれません。照明の明るさや空間の色や素材に多様性があり、それがプロのデザイナーによってセンスよくまとめられたキッチンですので、お料理タイムの豊かさやご家族の健康にも利益が多いお部屋だと思いました。

こちらの物件のフローリングは大変素敵です。木の質感と大地の落ち着きの両面を併せ持ったフローリングですので、健康的で地に足がついた生活になりやすいと思います。白い壁と木のフローリングをベースにしながら、差し色にブルーという「水」の要素を用いています。

また、照明はとてもおしゃれで、種類が多様です。多方向に光を放つシーリングライトは、壁面のアートによりパワーをもたらします。自然界の循環を空間にもたらすデザイン、空間に可能性をもたらす光の使い方は、家の豊かさをプラスに導いていると思います。

洗面スペースとトイレのブルーは、とても個性的です。ブルーの要素が強いかもしれませんので、その時はベージュや黄色などのタオルやマットをインテリアに加えるとよいでしょう。よりバランスがとれた空間になるはずです。

眺望を優先すると、最上階が一番よいと考えがちですが、最上階は寒さや暑さ、風雨の影響を受けやすいため、温度快適性を考えると1つ下の階は大変おすすめなのです。１３階建の１２階からの眺めは抜群。大型マンションですので景観を遮るものがありません。

近隣環境の丘陵地には野鳥も生息しているとか。バルコニーにでれば小鳥の囀りが聴こえてくるかもしれません。青空に向かって大きく深呼吸ができる日常があるのは、大きな魅力だと感じます。

家で過ごす時間が増えた昨今。家の中や近隣の環境の快適性はより重視されていくと思います。ぜひ内見に出かけてみてください。家の周り散歩してみてください。日々触れる環境は、私たちの人生の質や流れを決めていきます。体感を一つのセンサーにしながら、相性のよいお家選びをしてみてくださいね。ご参考になりましたら幸いです。