自分の可能性を広げる風水・家のココに注目!
(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
お掃除もしているし、家は綺麗なほうだけど、なかなかよい運気に恵まれている感じがしない、という人はいらっしゃいませんか。今回はそのような人に向けて風水のヒントをお届けしたいと思います。無意識に整えているご自身の家や部屋はその人の無意識が現れているため、その人には気づかない「くせ」のようなものが多少なりともあるものです。風水の目で観察してみたとき、綺麗ではあるけれど、少しもったいないなと感じる空間にも出会うことがあります。そうした空間に共通するのは、お部屋のある部分がうまく活用できていないということ。その場所の可能性に気づくと、その人の未知なる可能性を拓くきっかけになっていくかもしれません。
「壁」のインテリアは、自分の可能性を信じ生かしているかの現れ
その場所とは、壁です。私たちは空間を見るとき、まず床面に配置してあるものに意識がいきますが、空間は3次元ですので、水平面だけでなく垂直の面、つまり壁面の状態も等しく重要です。壁の状態にどれだけ留意されていますか。丁寧に、意識的に壁面のインテリアを考えている人は、自己信頼や人生に対する希望や前向きな気持ちが高い人ではないかと思います。
長く暮らす家の空間には、その人そのものが現れていきます。それは空間の状態の周波数に繰り返し共鳴していくから。そして、壁面というのは床面以上にその人の「無意識」が現れていくようです。壁面もその人の可能性を生み出す空間。壁面の状態をみれば、その人の自己認識の状況が見えてきます。現在の壁の状態、壁の扱いをよく観察してみてください。粗雑に扱っていれば、自分自身を雑に扱っている状態。まずは、壁をしっかり整える決心をしてみましょう。自分の可能性を信じ、人生に輝きをもたらすための始まりになります。
自分の可能性について消極的なのはもったいないこと
何もない壁にも課題があります。壁には余計なものがなくスッキリしている場合は、何かを飾ることに対してブロックする気持ちがあるのかもしれません。お宅を訪問した際に、「この壁に何か飾ったらよいのに…」と思う空間をたくさん見てきました。皆さんのお部屋で、よく視界に入る広々とした壁はありませんか。何もないほうが逆に違和感がある、というような壁です。そのようなケースは、その人に可能性があるのに、目を向けていないというメッセージを空間が知らせています。「私なんて…」と謙遜を超えて自己卑下をしていませんか?もしくは、「自分に未知の可能性があるなんて考えてみたことがなかった」という場合もあるかもしれません。スポットライトが当てられる対象を待っているような壁は、気づかれることを待ちわびているあなたの可能性だと思ってみてください。
「もったいない壁」を「可能性を拓く壁」にチェンジする方法
自分の中に眠っている可能性に気づくための方法を2点ご紹介します。
- 画鋲やテープで雑に飾っているものは一旦すべて取り除く
- 照明や光があたっているのに何もない壁を見つけたらアートを配置する
難しく考えず、ただ実践してみるだけで大丈夫。空間の変化は私たちが思っている以上に大きなフィーリングの変化をもたらし、日々見つめる空間の変化は深い意識にも作用し事象にも影響しはじめていきます。それでは順に説明していきます。
画鋲やテープで雑に飾っているものは一旦すべて取り除く
壁面に簡易に飾りはじめているものは、すべて取り外してリセットします。カレンダー、回覧板、お子さんの予定表や、お子さんの絵や写真類など、画鋲やテープで壁によく飾られているモノです。紙類以外にも、お守りやチャームなども同様です。また冷蔵庫などに貼ってある書類やマグネットなどもすべて外してみましょう。よりよい運気に恵まれるためには、適当に飾らないこと。重ねたりはみ出したりする風景もよくありません。可能であれば何もない空間を数日味わってみてください。積極的に目にしたいものでなければ壁に飾るものではありません。生活に必要な掲示物があるときは、コルクボードなどを活用し、重ねたりはみ出したりしないよう美しく掲示することをおすすめします。お子さんの絵や写真で飾りたいものは、フレームに入れて大切に飾るようにしましょう。
照明や光があたっているのに何もない壁を見つけたらアートを配置する
照明や太陽の光があたっている「何もない壁」があれば、そこにはあなたやご家族の人生を輝かせる可能性が潜んでいますよ、というメッセージです。可能性があるのに何もしないのはもったいないことですので、目にすることで気持ちが高まる「何か」を探してみましょう。私からどんなシンボルがよいか答えをお伝えし、通販サイトなどですぐに購入する・・・でもよいのですが、一度何もない壁をしばらく眺めて見て下さい。どんなシンボルがあればよいだろうかとしばし瞑想してみることをおすすめします。実は、すでに自宅にあるものだったりするのです。なかったとしても、意識の中に問いを投げかけておくと、そのうちピンとくるものが見つかるものです。
アートが見つかれば、画鋲やテープでとめるようなことをせず、丁寧にフレームに入れるなどしてしっかりと壁に固定しましょう。オブジェであれば飾り棚の上にしっかりと配置しましょう。鏡に花を写し込むようなインテリアも大変美しいですが、その場合、鏡を立てかけてぐらぐらしたりしないようにしてください。
いかがでしたでしょうか。
粗雑にモノが乱立した壁も、まったく何もない壁も、どちらも課題があります。その課題に気づき、好ましくアレンジしていくことでどのような変化がおきてくるのか、変化を楽しんでみて下さい。非常にワクワクしてしまいますね。
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