どうしてお部屋の風水が幸せにつながるのか?
(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
風水というと何を想像しますか?
「西に黄色いものを置くとよい」というような「方位」や「ラッキーシンボル」のイメージが一番多いかもしれません。次に「トイレを掃除すると神様が喜ぶんですよね」というように風水というとトイレのお話ばかりされる方も(笑)。最近では、トランプ大統領やハリウッドスターなど海外セレブが風水を取り入れていることから、「成功者」のイメージを持つ方も増えてきました。
そんな風水ですが、風水を実践するとどうして幸せになるのか、その理由についてはぼんやりしていませんか?
私も初めはそうでした。「なんとなく風水はよさそうだからやってみようかな…」「風水は実践しないより、したほうが良くなりそうだし…」という感じです。
でも、このコラムを今読んでくださっている皆さんは、きっとお部屋に興味があると思いますので、せっかく実践するのであれば原理についてもぜひ知っておいていただけたらと思っています。
お部屋を観察すると人生の課題が見えてくる
そもそも私が風水を探求し始めたのは、カナダ人風水師のMark Ainley氏(現在の師匠)との出会いがきっかけでした。彼はコンテンポラリー風水の創始者で、欧米で風水を広めている偉大な人なのですが、その人が来日した際に私の家のコンサルティングをお願いすることができたのです。
その時、部屋を観るだけで、私が小さい頃から課題に感じていた「父親との関係性」について言い当てたんです!「部屋を観ただけでどうして私の人生の課題まで見えてしまうの?」と本当に驚いたことを思い出します。「風水って凄い!」「一体これは何なんだ?」となったわけなんです。
家の課題が人生の課題と重なっていたなんて想像すらしなかった私は、好奇心にかられてMark氏に師事し、風水を探求することになったわけです。今になってみればその原理がわかります。そしてそれは誰かを幸せにできる原理であることも。
お部屋の状況はその人の人生のうつし鏡
空間をどう変えるかは自分次第
自分をうつす鏡のように、お部屋にはその人の意識や習慣が実は現れています。
ですから、自分の延長とも言えるお部屋の空間を、好ましい風景に変えることができれば、その人の意識や行動や習慣が変わり、ひいてはその人におきてくる事象にも影響を及ぼすことが可能という原理です。
当然、空間をどう変えるかは自分次第。
自分が進みたい方向性、叶えたいビジョンに向かって空間を創造することが可能なんです。
凄いですよね。
まだまだ理由はありますよ。
人間は「変化」を求める生き物。そして風水は「変化」を創るもの。
これはちょっと哲学的な表現に見えるかもしれませんが科学的でもあります。
あるお部屋があります。
ドアを開けてまず目線が行く場所はどこでしょう?
答えは・・・「窓」。
無意識に人は窓を見てしまいます。
どうしてか?それはそこに「変化」があるからなんです。
時々ニュースでみかける東京拘置所の内部の様子は、小さな無機質な空間。唯一自然のエネルギーを感じられる場所は窓だけではないかと想像してしまいます。窓から感じられる光のゆらめき、雨の音、風の気配…。そして木々が揺れたり、鳥の鳴き声や喧騒が聞こえてくる感じは何よりの喜びになるのではないでしょうか。窓は変化のある新しい情報を届けてくれるものと言えます。
もしも変化がなかったら….、と想像するとぞっとします。
風水を実践するということは、「変化」を創っていくこと。
当然好ましい変化です。好まない変化は修正していく必要があります。好ましく、心地よい流れをお部屋の中に作り出すことは、人生の流れを創り出す工程と重ね合わせることができるんです。
お部屋の変化はよりよい人生のためにプラスになる!
どうでしょう。風水はお祈りのようなものというより、より合理的な技術のように見えてきませんか?
そして私がとくに気に入っているのは、副作用もなく、実践すればするほどフィードバックが得られるところなんです。
「こうすればこうなる!」という感覚ができると、自分の人生の指揮者、あるいはプロデューサーになったような気分でお部屋を味方にすることができますよ。いろいろ試してみる価値があることがわかってくると人生に対して前向きになれるのも良い点だと思います。
いかがでしたでしょうか。
お部屋はどなたにでも「味方」にすることができますよ。お部屋の変化に風水のエッセンスも取り入れてみていただけたら嬉しいです。
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