【風水インテリア】自己肯定感が上がる部屋と下がる部屋
(フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)
ありのままの自分を認め、肯定的に受けとめることができる感覚のことを自己肯定感と呼びますが、日本の若者は諸外国の若者に比べて自己肯定感が低いという結果が報告されています。
どうして日本人の自己肯定感が国際的に低いのか、さまざまな環境要因があると思いますが、最も長い時間を過ごす自宅の空間も環境の一つとして忘れてはいけません。実際に、お部屋の状態を改善することで自己肯定感や自己尊重感が高まり、運気アップにつながる事例も多く見てきました。
今の自分自身に満足していない…、自分の長所がわからない…、という人はぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
自己肯定感を下げる部屋はこんな部屋
部屋には自分自身の心理や状況が現れていくので、部屋を観察すると、自分を大事に思っているか、今の自分が好きか、物事がスムーズに運んでいるか、といったことがわかります。あなたの部屋が自己肯定感を下げる部屋になっていないか、さっそくチェックしてみましょう。
<自己肯定感を下げる部屋>
1.暗い部屋
2.必要なものが見つかりづらい
3.鏡が小さい、割れた鏡がある
4.本や書類のデコボコ、積み上げ、なだれ状態
5.衣類や洗濯物が常時ぶら下がっている
6.床にダンボール箱や紙袋に入った荷物がある
1.暗い部屋
暗い部屋は陰の氣がこもるため総じてよくありません。気分が落ち込みがちになります。対策としては、日中は太陽光をできるだけ多く取り入れること。カーテンを開けたまま外出することも有効です。窓が少ない家の場合は照明器具を増やすか、電球を明るいものに替えてみましょう。
2.必要なものが見つかりづらい
どこに何があるかがすぐにわかる人は心配ありませんが、必要なものを探すときに時間がかかる人は問題があります。自分が繋がりたいと思う人や情報や縁にアクセスしづらくなっています。
よく使う引き出しやクローゼットから整理整頓してみましょう。物事がスムーズに運ぶようになると、自己肯定感も高まっていきます。
3.鏡が小さい、割れた鏡がある
姿見として使っている鏡が小さすぎたり細すぎたりすると、無意識に体を縮める姿勢になってしまいます。鏡に映る猫背で俯きがちな自分は決して自己肯定感の高い人物像にはなりません。割れた鏡も自分の姿を歪めてしまいよくありません。姿見は堂々と美しく自分を映すものにしましょう。
4.本や書類のデコボコ、積み上げ、なだれ状態
本棚や机の上の状況からも自己肯定感がわかります。乱雑に収められた本や書類を目にするたび、好きになれない自分に共鳴してしまいます。本棚の本は棚からはみ出さず、高さや幅もそろえてピシッと揃った状態を目指しましょう。本が平衡感覚なく乱雑に入っていたら入れ直します。机の上も同様です。何の書類かわからなくなったものが積み重ねられた状況を今すぐ解消しましょう。
5.衣類や洗濯物が常時ぶら下がっている
洗い立ての洗濯物を干すことは全く問題ありませんが、本来クローゼットや洋服ダンスに収納すべき衣類が部屋の中に常時ぶら下がっている状況はよくありません。視界を塞ぐ障害物になるだけでなく、上から下に“落ちる”エネルギーが気分の落ち込みを招くからです。衣類は収納するようにしましょう。
6.床にダンボール箱や紙袋に入った荷物がある
未整理の荷物がある部屋の状況は、すべきことが完了していない自分自身を表しています。ダンボールや紙袋に入った荷物はさらなる未整理の荷物を引き寄せていくので要注意。期日を決めて一つずつ減らしていきましょう。未整理の荷物がなくなるたびに、自己尊重感が戻ってくる!そう意識して取り組むと達成感もあり大変効果的です。
自己肯定感を高める風水インテリア3つのポイントとは?
あなたのお部屋に自己肯定感を下げる要素はどのくらい見つかりましたか?あらためて、どのようなお部屋が自己肯定感を高めるのか、ポイントを3つにまとめてみました。
<自己肯定感を高める風水アドバイス>
1.部屋全体が明るく見晴らしがよい状態にする
2.棚やクローゼットを整頓しモノが取り出しやすい状態にする
3.「誇らしさ」や「自分らしさ」が感じられるものを飾る
1.部屋全体が明るく見晴らしがよい状態にする
部屋を自分の人生の風景と見立てると、障害物が多く見通しの悪い風景が好ましくないことがわかると思います。明るく見晴らしがよい部屋は自己肯定感を高める環境のベースになります。窓やカーテンをこまめに開閉し、太陽光を意識的に取り入れましょう。また、床面に放置された荷物は取り除き、家や部屋のどの場所にも行き来しやすい状態にしましょう。
2.棚やクローゼットを整頓しモノが取り出しやすい状態にする
自己肯定感を高めるためにはクローゼットなどの収納の整頓が大変有効です。他人にあまり見せることのない収納の内部には、自分の内面や深層心理が現れやすいと考えられています。毎日目にする風景と意識は共鳴するため、クローゼットやたんすの中身がぎゅうぎゅうであれば心の中も余裕のない状態になりやすく、乱雑であれば自暴自棄になりやすくなります。
天気の良い日にクローゼット内のものを一旦すべて取り出し入れ直しましょう。空間と意識のリセットが同時に進み大変効果的です。その際、衣類のハンガーを同じものに揃えると見た目にも美しく気持ちも高まります。
3.「誇らしさ」や「自分らしさ」が感じられるものを飾る
整理整頓ができたら次は部屋の演出です。部屋に飾るものは目にしたときのフィーリングを確かめながら取捨選択していきましょう。
今の自分自身にプラスになるものを飾ることが基本ですが、自己肯定感につながりやすいシンボルとして、表彰状やライセンス、何かを達成したときの写真、自信作などがあります。他者からの評価だけでなく自分自身が誇らしいと感じるシンボルを丁寧に飾ることを意識してみてください。
日本人の部屋にはあまり見かけない
世界の偉人の部屋に共通する “ある特徴”とは?
世界で名声を得た天才や偉人たちが暮らした部屋には、賞状、メダル、トロフィー、盾、ラインセンス、家族写真などが複数飾られています。どれも「誇らしいシンボル」として自身の空間を見守るように配置されていることが共通しています。
「あなたは素晴らしい!」「あなたは大丈夫!」と語りかけてくれるような誇らしいシンボルを飾ることが、自己肯定感や自己尊重感を高める秘訣になっていると考えられます。とはいえ、今現在、誇らしいシンボルとして思いつくものがない人のほうが多いと思います。私もその一人です。その場合は無理に飾る必要はありません。自分の好きなものや好みをインテリアとして素直に表現してみてください。自分が好きな空間にすることは自己肯定感にプラスに働いていきます。
いかがでしたでしょうか。
家は自己表現できる貴重な場所です。自分の気持ちを高める環境になっていればひと安心。収納周りがポイントになりますので、時間があるときに少しずつ整えてみてくださいね。
(風水コンサルタント フジワラユカ)
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