シングルマザーにもおすすめ、中古マンション物件購入時のチェックポイント
中古マンション物件のメリットはやはり価格が安いことです!
新築マンションには手を出しにくいシングルマザーでも、購入できる価格帯の中古マンションがある可能性は十分にあります。
しかし、価格が安いだけでは不安が残る方も多いでしょう。
そこで購入前にチェックしておきたい注意点についてご紹介します。
中古は新築と比べると築年数が古い
中古マンションの最大のメリットは価格が安いことです。
しかし新築と比べると建物の築年数はそれなりに経て、古くなります。
中にはデザインや外装、設備などダメージを負っている場合もあります。
物件価格は安くても長い目で見ると費用がかかることもあるため、以下の注意点をチェックしましょう。
1.新耐震基準の物件であるかどうか
地震が多い日本ではマンションの耐震性も重要です。
マンションの耐震性には、旧耐震基準と新耐震基準があります。
新耐震基準は1981年(昭和56年)6月以降に建築確認を取ったものに適用されています。
定義には「震度5強程度の中規模地震の際に起こる軽微なひび割れ、また震度6〜7の大規模な地震の際に倒れない」とあります。
物件を選ぶ際には、耐震性能を満たした新耐震基準の物件を選びましょう。
2.築年数にこだわる
新耐震基準の物件の中でも狙い目なのが、築年数20年以上の物件です。
中古物件になると年々価格が下がっていきますが、その下げ止まりとなるのが築20年頃以上の物件です。
つまり、築20年以上の物件は価格が安定することがポイントです。
マンションの管理や物件の状態によっても異なりますが、一般的にRC造(鉄筋コンクリート造)のマンションの寿命は68年(小松幸夫 2013「建物の平均寿命実態調査」)と言われています。
例えば築20年の物件を購入したとします。
その後ライフスタイルの変化によってマンションを売却することになっても、売却できる可能性が高まるということです。
ただし、マンションの状態を保つためには、購入後も定期的なメンテナンスが必要となります。
3.管理費・修繕費も抑えておく
購入後のコストも重要になってきます。中古物件を購入する際、抑えておきたいのが管理費と修繕積立金です。
格安で物件を手に入れたのに、その後莫大な修繕費がかかってしまうと本末転倒です。
長期修繕契約の確認をして、どれくらい管理費や修繕費がかかるのかしっかり確認しておきましょう。
また既に必要箇所を修繕してあるリノベーション物件も存在します。
自分で修繕費を支払ったり業者とのやり取りなど手間がかかるのを嫌う方は、リフォーム済みのリノベーション物件を選ぶと良いでしょう。
また、中古のマンションは購入する前に物件を確認することもできます。
実際に足を運び、共有部分の壁や天井、外壁のタイルなどをチェックしておきましょう。
マンションにとって管理体制は重要です。
しっかりした管理会社かどうかを確認しておくことも、購入する際の大事なチェックポイントとなります。
4.自己資金が必要なことも
新築の場合、フルローンが組める物件は少なくありません。
しかし中古の場合は物件総額の30%程度を頭金として用意する必要することが一般的で、残りの70%程度がローンの支払い対象となるため、30%程度の現金が自己資金として必要です。
価格が安いという最大のメリットを享受したいのならば、中古マンション物件がおすすめです。
ただし、その分築年数が経っているので購入前におさえておきたい注意点があります。
事前に知っておくことで、長い目で見てもメリットある物件を手に入れることができるでしょう。
初めての不動産購入や売却など、不動産売買をトータルサポートします。
相続や資産処分など、法務・税務に関係する内容についてもお気軽にご相談ください。
不動産購入なら仲介手数料不要のリバリノ!
リバリノ物件一覧はこちらから