居心地のよい家にする風水インテリア術「自然界のバランスを創り出し、今より居心地のよい家にする!」

運気アップ!

(記事:フジワラユカ/コンテンポラリー風水コンサルタント)

世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で、わたしたちは非日常的な生活時間を体験することとなりました。外出の自粛により、平日もお子さんたちが家で過ごしたり、在宅ワークをしたり、家の中で過ごす密度と時間が増えました。
そうした中で、あらためて家の中の居心地の大事さに気づいたという声も耳にします。部屋は誰のためにあるのか? もちろん、そこで暮らす人のためにあります。もしも今いる家(部屋)が、もっとも安全で、くつろげて、活力を養うことができるものではないと感じていたら、大変もったいないこと。
あらためて人間を癒し、居心地を高めてくれるものは何か。それは「自然界」のエッセンスです。家の中にどのくらい自然界のバランスが取り入れられているか、まずは一緒に確認していきましょう。

あなたの家はどのタイプ?家の中の「自然界」のバランスをチェックしよう

家の中の空間を見渡してみて、あなたの家の特徴にあてはまるものを確認してみてください。

★家の中のバランスチェック ~素材~

①植物や木製の家具やモノが比較的多い
②照明器具やキャンドル、暖炉やストーブなどが比較的多い
③畳、珪藻土(けいそうど)の壁、素焼きのモノなどが比較的多い
④金属製の家具やモノが比較的多い
⑤水瓶、水槽、ウオーターサーバーなど水に関するものが比較的多い

ここで示したものはまさに自然界の5大エレメント(五行)を表したもの。①は「木」、②は「火」、③は「土」、④は「金」、⑤は「水」の要素が多い家(部屋)になっています。

1つか2つに○がつく人もいれば、どれもあてはまらない、あるいはどれも適度に当てはまっている人もいるかもしれません。ちなみにプラスチックは自然界の要素外。プラスチック製品に囲まれていたら、自然界の循環が生まれづらいお部屋になっているかもしれません。この確認では、すべての要素が適度に入っているというのが一番よいといえます。一見、自然界の要素というと、植物がまず思い浮かぶかもしれませんが、植物は「木」に属しますが、自然界の全てではありません。
5つの要素をバランスよく空間に配置することを目指しましょう。そうすることで、自然界にある人智を超えた循環のすばらしさを、私たちの住空間においても体験できるようになります。

★家の中のバランスチェック ~色~

自然界の5大要素は、実は「素材」だけでなく、「色」としても空間に現われています。あなたの家あるいはお部屋はどの特徴がありますか。
⑥グリーン系の色やブラウン系が比較的多い
⑦赤系の色が比較的多い
⑧ベージュやイエロー、カーキ系の色が比較的多い
⑨白、あるいは、シルバー・ライトグレー・パステルカラーが比較的多い
⑩黒、紺、青系のカラーが比較的多い

⑥は「木」の要素が多く、⑦は「火」、⑧は「土」、⑨は「金」、⑩は「水」の要素が多い家(部屋)ということになります。壁もインテリアも白で統一されている家(部屋)は、案外多いもの。そのケースは「金」に偏っています。また、和室などで畳や襖がすべてベージュっぽいお部屋は「土」の要素が強い家(部屋)ということになります。
色で観ていく場合も、適度にすべての要素がある空間だと自然界にある美しい循環の流れを受け取りやすいお部屋と言えるでしょう。

「素材」と「色」の意味を学んで自然界の五行のバランスを創っていく!

あなたの家(部屋)は、どの要素が多い傾向がありましたか?素材では「木」が多いけれど、色合いは白が多く「金」が強い、など素材と色で傾向が違う場合もあると思います。素材でも色でもよいので、要素が欠けなく入っているかを確認してみてください。

お部屋ごとに5つの自然界の要素を集めるゲームをしてみましょう。
「色鬼」というゲームがありますが、まさにあの要領で、お部屋の中にある素材や色で「木」「火」「土」「金」「水」をタッチしてみましょう。たとえば「金!」といえば、白い壁にタッチできます。しかし「火!」とか「水!」というと、空間に見つかりづらい、ということも。ちなみに、テレビなどの黒い家電は「水」になります。

壁紙やフロアの色は五行のバランスを大きく決めています。
壁の色、床の色は面積が大きいため、家具が配置していない前の初期設定の傾向もみておきましょう。壁が白で床が白木であれば、「金」と「土」、壁がベージュで、床がブラウンのフローリングなら、「土」と「木」というように観ていきます。
一方、「火」や「水」は壁や床に使われることは少ないと思います。家や部屋の中に、「火」や「水」の要素をインテリアとして上手に取り入れている人のお部屋は、生き生きした感じがしますが、それは五行のバランスが上手にとれているからだと言うことができます。

木・火・土・金・水にまつわる「アート」も自然界を取り入れる手段の一つ


「素材」と「色」で自然界の5つのエレメントをバランスよく取り入れるお話をしてきましたが、それらを描いた絵やオブジェなども助けになります。とくに不足しているエレメントがある場合はアートやオブジェを足すとよいでしょう。
「水」が欲しいときは海や水辺の写真や絵画、「土」が欲しいときは大地の写真や絵画、素焼きの器などもよいかもしれません。「火」が欲しいときは赤やオレンジ色の絵画、「金」が欲しいときは金属のオブジェ、「木」が欲しいときは、草木の写真や絵画など。アートは部屋の中に窓があるかのような効果で、自然界のエレメントを家の中に取り入れてくれます。寂しい空間があったら、その空間に不足している要素のアートを配置してみるのも一つのアイデアです。

今回は自然界にある5大要素を家の中に取り入れて、心地よいバランスを生み出す風水についてお伝えしました。論理的に考えてしまうと難しく感じてしまうかもしれませんが、「色鬼」の遊びをするように感覚的に5つの要素を揃える気持ちで空間を見つめてみてください。そして気がつくところから1つひとつで大丈夫です。小さな変化も美しい変化をもたらす一歩になっていきますよ。

・木=木製のもの、植物、ブラウン・グリーン
・火=火、赤やオレンジ
・土=砂や土やテラコッタ、ベージュ・黄色
・金=金属、白・シルバー・パステルカラー
・水=水、黒・青

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